開発事例

Development Sample

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開発事例

医療器具用 耐薬品ゴムの事例

注射器のパッキンや人工透析の装置など医療の現場ではさまざまな部分でゴムが使用されています。
空圧機器のエアー切替弁などのゴムパッキンでは、耐摩耗性と耐オゾン性という特性が求められます。耐摩耗性については、高速で繰り返し摺動するため、摺動時の摩擦に耐えられないと、ゴムの劣化を引き起こし、シール機能の低下につながります。
耐オゾン性については、摺動中のゴムが屈曲した部分にオゾンが接触するとゴムが早期に劣化し、シール機能の低下につながってしまいます。
こうした用途のゴム素材においては、耐摩耗性と耐オゾン性の両方の特性を持った配合が求められます。
こうした要求に対応するために、H-NBRの中でも耐オゾン性の高いグレードのポリマーを使用します。
通常の静的試験では、従来のH-NBRと耐久性に差が出にくくなりますが、繰り返し摺動させる動的環境では耐久性に大きく差が生じます。
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