開発事例

Development Sample

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開発事例

医療器具用 耐薬品ゴムの事例

注射器のパッキンや人工透析の装置など医療の現場ではさまざまな部分でゴムが使用されています。
炭酸ガス(CO2ガス)は、スプレー缶の噴射用のガスとして、LPGなどの代替用に今後使用の拡大が見込まれています。
しかし、炭酸ガスはゴム素材に対する透過性が高い気体(ガス)であり、密封時のシール性が低くなるという特性があります。シール性が低いと、ガス漏れにつながることが考えられるため、注意が必要になります。
炭酸ガスを使用する場合に求められるゴム素材としては、炭酸ガス透過性の低いゴム配合が挙げられます。
ガス透過性の高いゴム配合は、H-NBRで架橋密度を上げることがポイントとなります。架橋密度を上げることによって、ガス透過性が低くなり、つまりは、炭酸ガスを使用してもシール性の高いゴム配合が可能となります。
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